1.日時 :平成28年11月12日(土) 16:30~
2.場所 :TKPガーデンシティ―千葉 4階 コンチェルト
3.テーマ :ネット安全教室『ネット社会に生きる子どもたち』
4.講師 :渡辺 真美子様
(千葉県警察本部 少年課少年センター)
5.来賓挨拶 :千葉市中央区長 大曽根 裕様
来賓の大曽根中央区長よりPTA活動について「人間関係を広げ学校との距離を近づける良い機会ととらえて、子ども達のために活動をして、良い子ども達を育てていただきたいと思います。」と祝辞をいただきました。
6.講演内容
『ネットを取り巻く子どもたちの環境について』
講師の渡辺真美子様
子ども達の携帯使用率は、
中学生:5年前 49.3% → 現在 60.9%
小学生:5年前 20.9% → 現在 50.2% と増加傾向にある。
また、スマートフォンの普及によって、インターネット(SNS)がコミュニケーション手段として確立してきたことにより、ネットに振り回される子ども達が増加している。
インターネットへのアクセスは、ゲーム機や音楽プレイヤー等でも可能なので、親の目の届かないところでトラブルを抱える子どもが増えている。
SNSへの書き込みがトラブルになり、逮捕・補導にまで至ることもある。(威力業務妨害、名誉棄損、侮辱罪など)
トラブルの事例としてはほかにも、ワンクリック詐欺や架空請求詐欺、オンラインゲームの課金などのほか、LINEによるいじめなども増加している。
SNSで発信してしまった情報は、二度と回収できないので、安易に写真などを投稿しないように注意をする。また、匿名で利用しているつもりでも記録が電話会社に残るので、問題となった場合には警察に見つかってしまうという事も指導していく必要がある。
保護者として気を付けるポイントは、
- インターネットの危険性を知りましょう。(危険なアプリが流通している)
- 年齢・用途に応じたフィルタリング機能を付けましょう。(パスワードは子どもに教えない)
- 携帯電話の使用ルールを家庭内で決めましょう。(使用状況を確認する)
※千葉県のホームページ(インターネット、携帯電話の安全で安心な使い方)も参考に。
ネットのトラブルで困ったことがあった場合は、ヤングテレフォン(電話相談)または最寄りの少年センターに相談ください。その際に、問題やいじめなどの証拠を残しておくようにしましょう。